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体操部創部60周年の記念式典を開催 今後の発展を誓う
体操部創部60周年の記念式典・祝賀会が9月10日、中京大学名古屋キャンパス2号館のアレーナで行われた。中京大学体操競技部・新体操部同窓会(小林章介会長)と両部が共催し、同窓生や学生ら約120人が出席した。オリンピック選手を輩出してきた輝かしい歴史を振り返るとともに、現役の選手たちを激励し、今後の発展を誓い合った。
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60周年記念式典で学歌を歌う参加者たち |
体操部は、中京大学が開学した翌年の1957年(昭和32年)に発足、「器械体操」「集団徒手体操」の部門で活動し、1971年に豊田キャンパス完成に伴い、豊田に拠点を移し、体操競技部、新体操部として活動している。
オリンピックの体操競技では、1968年メキシコ大会で中山彰規・中京大学名誉教授、1972年ミュンヘン大会では中山名誉教授と笠松茂・笠松体操クラブ代表が金メダルを獲得、2008年北京大会では黒田真由選手が出場している。今年のリオ五輪では寺本明日香選手(スポーツ科学部3年)が個人総合8位と52年ぶりの入賞、坂本周次・レジックスポーツ代表が代表女子ヘッドコーチを務め、女子団体で48年ぶりの4強に導いている。
来賓の梅村清英梅村学園総長・理事長は、これまでの成果に言及したうえ、「こうした流れを受け継いで、今後も活躍して下さい」と挨拶。安村仁志中京大学学長は「これからも新しい伝統を作ってほしい」と激励した。また、杉浦幸雄・愛知体操協会副会長、幸村的美・豊田市体育協会長、小竹英雄・日本体操協会副会長らも祝辞を述べた。
式典に先立ち、体操競技部同窓生で中京大学客員教授を務める森谷敏夫・中京大学同窓会長が「生涯現役の運動・栄養学」と題して記念講演をした。
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記念式典に出席した学園関係者、同窓生、学生ら |