中京大6連勝で単独首位に 愛知大学野球春季リーグ

 愛知大学野球春季リーグ戦第2日は4月29日、パロマ瑞穂野球場で行われ、中京大は第2試合で東海学園大を3-0で完封し、勝ち点を3とした。これで開幕以来6連勝。この日、名城大が初黒星を喫したため、単独首位に立った。次の試合は、5月12日の第6週第1日に日進市の名城大野球場で行われる中部大戦となる。

 ▽第2試合

 中京大201 000 000=3

 東学大000 000 000=0

 (中)山本、伊藤、初祖-福島 (東)山口、木原、南出-村上

 先攻の中京大は一回、先頭の和田佳大選手(スポーツ科3、鹿児島情報)が中前へのテキサス安打で出塁、犠打で一死二塁とした後、3番西村卓浩選手(スポーツ科3、履正社)が左前に打ち返して先制した。さらに4番松井祐起選手(スポーツ科2、掛川西)が痛烈に左中間を割って一塁から西村選手が生還。リードを広げた。松井選手は三回にも適時打を放ち=写真下=、「やっと調子が上がってきました」とホッとした表情を見せた。

IMG_1090.JPG

 そしてこのリードを守りきったのが好調の投手陣。第1戦の大内投手に続きこの日も先発の山本一輝投手(スポーツ科2、東郷)が7回を散発5安打1与四球で零封し、若い伊藤、初祖両投手が危なげなく後続を断った。

 普段は辛口気味の菊地啓太コーチも「先発陣もしっかりと試合を形作り、きのう、きょうと特に抑えが安心して見ていられる」とやや表情を崩した。リーグ戦の試合はこの後、1週空くが、半田卓也監督は「その間、これまでの反省点も含めてもう一度整理し、新たな気持ちで後半戦に臨もう」と呼びかけた。

◇            ◇

 愛知大学野球秋季リーグ戦第4週第1日は4月28日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で行われた。中京大は第1試合で東海学園大を2-1で破り、今季5連勝。第2試合で勝利した名城大とともに首位に立っている。

 ▽第1試合

 東学大000 000 010=1

 中京大002 000 00X=2

 (東)木下-村上 (中)大内、伊藤、初祖-福島

 中京大は三回、一死から1番和田佳大選手(スポーツ科3、鹿児島情報)が四球で出塁すると、続く村田大季選手(スポーツ科3、享栄)は追い込まれながら一、二塁間をゴロで抜いてチャンスを広げた。二死から4番松井祐紀選手(スポーツ科2、掛川西)は選んで満塁とし、今季チャンスに強い大澤勇介選手(スポーツ科4、成章)=写真下=が左前に弾き返して2人を迎え入れ、先制した。

IMG_1072.JPG

 先発の大内公貴投手(スポーツ科4、栄徳)は立ち上がりこそ、やや制球が定まらなかったが、二回からはストライクを先行させて相手打線に狙い球を絞らせず、八回一死まで初回の1与四球に抑えた。しかし、6番打者に二塁左をゴロで抜かれ、初安打を許した。さらに7、8番打者に左前に連打され、3連打で1点差に迫られが、救援の1年伊藤稜投手(スポーツ科、中京大中京)、2年の初祖晋太郎投手(スポーツ科、中京大中京)が後続を抑えた。

 中京大は結局、三回の2安打だけで勝利を握った。殊勲打の大澤選手は、「走者を還すためにきちっと打とうと思いました。勝てて良かったです」と笑顔を見せた。「去年より、結果にこだわるようになりました」と言い、これが打点増につながっているのかもしれない。

 1点を失ったとはいえ、好投の大内投手は「初回の後、コーチから肩の開きを指摘され、修正したら良くなりました」と話しながらも「それにしてもヒットを打たれた後の失点が悔しい。完封しなければいけなかった」と唇をかんだ。

  • 記事を共有